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2022-03-20

祝キリン福祉財団ちいきの力応援事業採択[3/15(火)]

公益財団法人キリン福祉財団の令和4年度キリン・ちいきの力応援事業の公募助成に申請していたFarm19「インスタントパーク『田んぼボルダリング」の共創」プロジェクトの提案が採択されました。Farm19がスタートして始めての助成金獲得です。なんとうれしいことでしょう。

インスタントパークとはパブリックスペース「公共」を共創する取り組みです。方法は、①空き地などに一時的な「みんなの場所」をつくり、②「地域に必要であろう機能や施設」をデザイン/プロトタイピングし、③即席で形にし集まり、満足を共有したら、片づけます。④振り返り、未来が見えたら、改良して、⑤恒常化、持続力を高める政策立案します。

こうした考え方を基礎に、本事業では、稲刈り後の空き田んぼを活用して、親子でボルダリングを楽しめるインスタントパーク「田んぼボルダリング」をみんなで手作りします。

そのプロセスを、子どもや若者にどきどきわくわく楽しんでもらいながら、健康で元気な子どもを育てるためののびのびしたコミュニティデザインの「場づくり」へとつないでいきます。

プロジェクトの概要と流れ(下記は予定であり細部において変更の可能性があります)
【5-6月の土日2日間】田んぼに子育て中の親子、若者、シニア、各種専門家などが集まり「対話の場」(デザインシャレット)をつくります。そこで地域資源、休眠資材・廃材の再生利用によるインスタントパーク(田んぼボルダリングの立体ウオール、学習プログラム、競技会、自立化アイデア)の共創にチャレンジします。

【7-8月の土日2日間】5-6月の土日2日間にアイデアしたインスタントパークをプロトタイピングします。具体的には、お洒落でアートな田んぼボルダリングウオール案をみんなで図案化します。簡単な構造力学、ホールドのレイアウトとルートセッティング、練習方法、競技ルール、楽しさの創造などを学習しながら、ペインティングと組み立てに挑戦します。全てワークショップ形式で行います。

【9-10月の土日2日間】ボルダリングのメンターやコーチの指導のもと、ボルダリング学習のプログラムを開発・展開します。そしてクライミング!演習です。最終回に競技会を開催します。

田んぼボルダリングのデザインやルートセッティングのメンターには大阪のボルダリングスペースBOLDの店長でキッズスクールのインストラクターなどで人気のスポーツクライミングコーチ1「まーくん」こと浅井政臣さん(幼稚園教諭2級、保育士資格保有)に来ていただく予定です。

共感してくださるみなさん、参加したい子どもたち、大人、家族、小学校、中学校、高校、大学、組織、団体など、距離の遠近は問いません。世界中から集まりまりましょう。もちろん、ご近所の子どもたち、親子、家族でのご参加が根っことなります。田んぼのカエルもミミズも大歓迎です。

※参加には参加費が必要です(参加費は保険加入等の実費に充当します)

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